Kohonen modelによるDirection Mapの形成
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概要
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補乳類の初期視覚においては, 様々な方位を持つ線分に対する機能地図(マップ)が発見されている. 近年では, 方位だけでなく様々な方向に線分を動した時に対応する機能マップがFerretの17野で発見されており, 方向に関するマップと方位に関するマップとの関連が議論されている. このようなマップを形成する自己組織化モデルとしてKohonenのSOMが挙げられる. 本研究ではこのSOMを用いて方向及び方位を含めたマップを2次元平面上に形成し, ferret 17野で発見されているような機能マップを形成することに成功した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-28
著者
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