TMN環境における人間・機械協調通信モデル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)で標準化が進められている通信管理網(TMN:Telecommunications Management Network)の実現環境は、人間(運用者等)と機械(管理システム)が協調して通信管理を実行する環境である。本論文では、この環境における人間と機械の協調達成に寄与するため、人間・機械協調通信モデルを提案し、TMN標準に対する要求記述方法を明かにする。第1に、人間・機環境における通信を分析する指標として、「管理コミュニケーション参照モデル(5層モデル)」を提案し、これに基づいてTMN標準の役割を新たに認識する。第2に、人間と機械が協調する参照モデルの第3層において行なわれる、コミュニケーションの内容を分析し、TMNが分担する領域を明らかにする。第3に、TMN標準に対する要求記述方法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-25
著者
関連論文
- 網資源統一化概念に基づくマルチドメインオペレーション・管理
- エンタープライズネットワークにおけるサービス管理の概念とその実現方式
- 通信網構成図の表示条件と操作性の評価
- 通信網構成図を用いたルート選択操作の分析
- マルチフィッシュアイ大規模ネットワ-ク表示方式 (サ-ビスオペレ-ション・管理および今後の動向)
- マルチフィッシュアイ・ネットワーク表示法
- 大規模ネットワークの表示条件
- マルチフィッシュアイ・ネットワーク表示法
- TMN環境における人間・機械協調通信モデル
- 高度通信網オペレ-ション標準化の推進 (次世代オペレ-ション構築の技術)
- トラブル・マネジメント・プラットフォーム構成法
- 今後のカスタマサービスとオペレーションの方向
- カスタマ協調オペレーションの基本構造
- マルチメディア時代に向けたサ-ビスオペレ-ション・マネジメント (サ-ビスオペレ-ション・管理および今後の動向)
- オペレ-ションとセキュリティ技術 (国際シンポジウム′94パ-ソナル通信の展開と技術展望)
- 高度オペレ-ションの構築 (次世代オペレ-ション構築の技術)
- ネットワ-クア-キテクチャの意義 (ネットワ-クア-キテクチャ基本技術)
- ネットワークオペレーションとマネジメント (フレキシブルネットワーク 3.フレキシブルネットワークの基盤技術 3-3)
- 通信サービスプロバイダのネットワーク管理について
- ネットワ-ク構成 (広帯域ISDN) -- (広帯域通信ネットワ-ク)