10m法における放射妨害波推定のための波源モデリング条件の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
3m法から10m法へのデータ相関法の確立を目的として, 被試験体の波源モデリング条件について検討した.波源モデリングには, 放射電界強度の測定値から電流源を推定する放射妨害波源探査法を使用した.まず, 放射電界を解析的に求めることのできる模擬機器を用いて放射電界強度の推定値および解析値を比較し, 波源モデリング条件を決定した.次に, PCを被試験体として3m法および10m法の測定を実施し, 10m法の推定値と測定値を比較した.その結果, 放射電界強度の最大値については3dB以内で推定できることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-01-13
著者
-
桑原 伸夫
九州工業大学
-
川畑 将人
福岡県工業技術センター
-
石田 康弘
福岡県工業技術センター
-
桑原 伸夫
九州工業大学大学院工学研究科
-
青木 伸朗
九州工業大学
-
桑原 伸夫
九州工業大学大学院工学府電気電子工学専攻
関連論文
- SSCがディジタルテレビジョン放送に与える影響についての基礎的検討(線路/一般)
- 負荷容量可変CVPを用いたケーブル補正を必要としない電圧測定法(線路EMC/一般)
- 4ポート回路網を用いたUTPケーブルからの放射電磁界解析法のUHF帯における適用性(電磁環境・EMC)
- 4ポート回路網を用いた屋内配電線から放射される磁界強度解析法(電磁環境・EMC)
- 多数決判定を用いた電流源および磁流源による妨害波レベル推定時間短縮法の研究(線路/一般)
- B-4-40 ラージセルを用いた複合型吸収体の斜め入射反射特性のFDTD解析(B-4. 環境電磁工学, 通信1)
- 小型電波無響室サイト減衰量のラージセルを用いたFDTD解析法
- FDTD法を用いた小型電波全無響室のサイト減衰量評価法
- 電力線搬送通信信号が誘導によりVDSL通信に与える影響の研究(電磁環境・EMC)
- モーメント法を用いた多対ケーブルからの放射電磁界解析のケーブル構造依存性(線路/一般)