SR ARQ の通番を用いるフロー単位の順序制御実現方式の提案
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概要
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衛星通信や地上無線通信などの誤り回復に用いられるSelective-Repeat ARQプロトコルでは受信側で順序制御が必要となるが, この順序制御により遅延時間が生じ, また出力トラヒックにはバースト性が生じる.このような遅延時間やバースト性を改善する方式として上位層のフローごとに順序制御を行うPFRS(Per Flow ReSequencing)方式が提案されている.本稿ではこのPFRS方式の実現方式を検討し, SR ARQの通番により同一フローに属するパケットを識別するポインタ方式を提案する.提案方式はSR ARQ上に多重化するフロー数の制限がない特長を有する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-02-25
著者
-
水野 忠則
静岡大学情報学部
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鹿間 敏弘
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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鹿間 敏弘
福井工業大学電気電子情報工学科
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鹿間 敏弘
福井工業大学電気電子工学科
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鹿間 敏弘
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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