光ディスク基板厚ずれ球面収差のリアルタイム検出と自動補正
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概要
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高開口数対物レンズと多層ディスクを用いる光ディスクシステムにおいて、カバーレイヤ厚の誤差、および多層ディスクの層間隔により生じる球面収差の低減が重要となる。発生する球面収差を信号としてリアルタイムに検出するために、光束中心部と外周部の焦点位置ずれ信号の差を検出する方法を提案した。得られた球面収差信号を用いて、動的な球面収差補正素子である液晶位相シフタを駆動することにより、基板厚ずれによってディスク1周内で発生する球面収差をリアルタイムに検出し、補正できることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-09-13
著者
-
島野 健
(株)日立製作所 中央研究所
-
有吉 哲夫
(株)日立製作所中央研究所ストレージ研究部
-
木村 茂治
(株)日立製作所 中央研究所
-
島野 健
株式会社日立製作所中央研究所:(現)日立マクセル株式会社開発本部オプト開発センター
-
木村 茂治
株式会社 日立製作所 中央研究所
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