予備パス事前登録型の分散障害回復制御を考慮したネットワークの最適設計

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
信頼性を確保するネットワークをより経済的に構築するためには、実際の障害回復方式を反映してネットワークを設計することが重要である。本稿では、迅速な障害回復を可能とする予備パス事前登録型の分散障害回復方式のために、予備パスを障害状態に関わらず一定とした上で、現用パスと予備パスを同時に最適設計する方法を提案する。この方法は混合整数計画法を用いており、現用パスと予備パスの組合せに関する変数を設定することを特徴とする。さらに、提案する設計法は、予備容量が共有/専有な設計、1つのデマンドペアが単数/複数のパスを使用する場合、障害の影響を受けた現用パスが経由するリンクの中で障害でないリンクの容量の解放/未解放といった数々のオプションおよびリンクのモジュラリティ、多重リンク障害にも対応できる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-05-16

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク