BIST用並列ランダムパタン生成器のセルラオートマタ実現について
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概要
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組込み自己検査用のテストパタン生成回路として, シンプルなハードウェアで良好な並列ランダム性が得られる自律的かつ線形なセルラオートマタ (CA) が有力である。ここでの設計目標はできるだけ規則性を損なうことなく, 最長周期の動作を実現することである. これは, CA の遷移行列が原始多項式となることを意味する。我々はすでに, 与えられた CA の長さ (段数) n に対して, n 次の原始3項式が存在する場合についてはそのような実現が可能であることを示した。本文では, 遷移行列の対角要素を調整することにより, これが任意の n に拡張可能なことを示す。計算機による計算結果として, 特性多項式が原始となるためには, 対角要素が特徴的な値を持つことが明らかとなった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-09
著者
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