VSATによる制御局逐次推移型遠隔会議システム
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概要
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通信衛星を利用した遠隔会議システムにおいて, 従来のシステムでは高額なHUB局を必要としたが, 本論文では安価なパソコンを使って各局を制御する会議システムを提案する. また, 本システムでは各局の送受信周波数を固定せず発言者が替わるごとに順次切替えることによって, 会議参加局が3局以上であっても使用する回線は2回線だけである. さらに, 従来の遠隔会議システムでは発言者の画像はいったんHUB局を経由して送信されるが, 本システムでは直接全参加局で受信できるため伝搬遅延時間が従来の半分になるという利点を有する. 本論文では, 提案する会議システムの実現法, それに基づいて実際に行った会議実験について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-28
著者
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若林 良二
東京都立航空工業高等専門学校
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鈴木 弘
東京都立航空工業高等専門学校
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武藤 憲司
東京都立航空工業高等専門学校
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島田 一雄
東京都立航空工業高等専門学校
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高畑 文雄
早稲田大学
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若林 良二
東京都立産業技術高等専門学校
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阿部 大如
東京農工大学
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江口 和幸
国際電信電話株式会社
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