重複障害児の学習を支援する意志伝達装置の活用事例
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概要
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四肢体幹機能障害で人工呼吸器を使用し、更に強度の視力障害がある重複障害児の学習に、意志伝達装置「伝の心」(日立製作所)を導入した。 「伝の心」の意志伝達及び環境制御等の機能の中で、最初に文書作成と入力の学習を通じて、操作法を学ぶようにした。文書作成の指導の中で、小学2年生の時に重い障害を持ったための様々な生活経験の不足からくる問題点が明らかになった。また、使用する中で、スイッチや視力障害等にともなういくつかの課題があがってきた。 今後は、学習を支援する道具としてだけでなく、在宅療育におけるQOL(生活の質)の向上につながる活用へと広げていきたい。
- 2000-01-21
著者
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