高階項書換え系の停止性について
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概要
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項書換え系(TRS)の停止性を保証する方法としては, 機械的な手順のため実装が容易である構文論的順序による方法が最も広く用いられている. 構文論的順序としては再帰経路順序, 再帰分解順序等の多くの順序が提案され, その改良が行なわれている. 一方,書換えの対象が関数である高階項書換え系(HRS)の停止性を保証する方法は, 再帰経路順序のHRSへの拡張がLysneとPirisにより行なわれている以外はほとんど研究されていない. 本論文では, より多くのHRSの停止性を保証するために, 再帰経路順序よりも比較力が強い順序である再帰分解順序をHRSへ拡張する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-26
著者
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