高階項書換え系における改良再帰分解順序について
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概要
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項書換え系の停止性を証明する方法としては, 単純化順序による方法が広く用いられている。再帰経路順序, 改良再帰分解順序などの現在知られている単純化順序のうちで, 改良再帰分解順序は, 最も比較力が強い順序の一つである。一方, 高階項書換え系への拡張に関しては, 近年J.-P. Jouannaud と A. Rubio により再帰経路順序に型の情報を取り入れた方法が提案された. 本論文では, 高階項書換え系の停止性の証明に用いるために, 改良再帰分解順序を拡張する。本方法では擬終端の概念を新しく導入することにより、代入に関する安定性を保証している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-24
著者
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