平衡ケーブルの手ひねり接続部劣化が及ぼす時時断現象の検討

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概要

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平衡ケーブルの手ひねり接続部は古くなると時時断が発生すると言われている。本論文は手ひねり銅線を空気中で加熱(酸化加熱)した場合と、空気を遮断して加熱(無酸化加熱)した場合のサンプルを用いて、振動させて時時断現象を観測した。また、表面を磨いた場合と磨かない場合についても時時断の実験を行なった。その結果、酸化加熱、無酸化加熱の両方の場合とも時時断が発生すること、表面状態に時時断が影響されることが得られた。また、実際に布設された平衡ケーブルの布設年数と加熱時間との関係を求め、10年以上のケーブルに時時断が発生しやすいことを求めた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-05-22

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