集中・分布多分岐伝送回路に関する2、3の計算例

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概要

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N本の不等長伝送路が集中定数素子を介して1点で結ばれているNポート回路と、同じくMポート回路とか組合わさった(N+M-2)ポート回路を取り上げている。その入力側反射特性と入出力応答特性の新たな計算法について、既知の回路例を5例選び、その時間域・周波数域における応答を求め、従来の計算法による結果と比較している。時間域応答は1例を除き、すでにある計算例と同一の結果を得ている。その1例に関する計算では、定常振幅値がDC解析の抵抗回路における電圧値と一致している。周波数域応答ではマイクロ波帯回路として知られているラットレースを取り上げ、入出力応答の確認を行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-07-24

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