災害情報システムONIGIRIの設計と試作
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概要
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阪神・淡路大震災では, 都市直下型地震の恐怖と同時に, 災害時に対応した情報交換提供システムの欠如が露呈され, 各種の救援活動に必要な情報の不足や錯綜が起こる事態となった。本論文では, ともすれば忘れられがちな震災時の経験に立ち戻り, 災害情報システムとして何が必要であったのが, また足りなかったのかという問題点を論じる。また, 我々は避難所における被災市民の日常生活を支援することを目標とする災害情報システムOnigiriを開発してきており, その設計において考慮した背景と設計目標, 現在の実装に関する概略, 及びシステムの今後の問題点などについて述べる。
- 1999-07-23
著者
-
大本 英徹
京都産業大学工学部
-
岸 三樹夫
京都産業大学工学部情報通信工学科
-
中城 一
京都産業大学工学部情報通信工学科
-
田中 大資
京都産業大学工学部情報通信工学科
-
三谷 宗玄
京都産業大学工学部情報通信工学科
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田中 大資
京都産業大学工学部情報通信工学科:(現)株式会社日本システムデベロップメント
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中城 一
京都産業大学工学部情報通信工学科:(現)コンパックコンピュータ株式会社
-
岸 三樹夫
京都産業大学工学部情報通信工学科:(現)北陸先端大学院大学情報科学研究科情報システム学専攻
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