4光波混合法による分散シフト光ファイバのゼロ分散波長λ_0と非線形屈折率n_2の測定

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概要

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分散シフト光ファイバ(DSF)を伝送路とした波長分割多重(WDM)伝送では、光ファイバ中の4光波混合(FWM)の影響を受ける。この非線形光学効果により入射光とは異なる波長成分が発生するため、多チャンネル伝送においてシステムの性能劣化が生じる。しかし、FWMは非線形係数を含む光ファイバパラメータの測定技術として応用できる。本報告では、FWMによりDSFのゼロ分散波長と非線形屈折率を同時に測定する方法を提案する。実際に20km長のDSFと、波長可変LDからの直線偏光を用いてこれらのパラメータ測定を行った。その結果、DSFのゼロ分散波長としてλ_0=1553.0nm、非線形屈折率としてn_2=2.69×10^<-20>[m^2/W]を得た。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-03-09

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