融着テープ形光ファイバモード変換器の作製と実験及び数値解析

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概要

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異種光ファイバの異なるモード間で周期的に結合する性質を利用するファイバ型デバイスは、原理が興味深いのみならず実用上重要な光デバイスになるため、光通信・センシング、光導波エレクトロニクスとの関連において研究されている。例えば、モード変換器、モードフィルタ、周波数シフター、狭帯域光フィルタなどがある。本研究では、加熱融着法によりプリテーパ単一モードファイバと元の単一モードファイバを用いてテーパ形ファイバカップラーを作製し、異なるモード間でも位相整合条件が満たされるときモード変換が生じることを示す。次にビーム伝播法及びモード結合理論に基づいて数値解析を行った。実験と数値解析の結果を比較検討し、新しい光ファイバ形モード変換器の有用な設計理論と製作方法について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-09-10

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