O/E変換器を内蔵した模擬機器による電波無響室の特性評価

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概要

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放射妨害波測定用電波無響室の特性を評価するために、光フィバケーブルで送信するE/O変換器内蔵型の模擬機器を作製した。光ファイバケーブルによる放射電磁界の依存性を調べた結果、送信ケーブルの配置に左右されないことが明らかとなった。また、この模擬機器は放射エレメントを取り替えることができ、複雑な放射パターンを実現できることを示し、実際の機器を模擬できる可能性のあることを実験的に明らかにした。また、標準アンテナによる正規化サイト減衰量の測定及び作製した模擬装置の放射電界測定を電波半無響室及び全無響室で行って、それらの相関性を調べた結果、標準アンテナと模擬機器では水平で2dB、垂直で4dBの差が生じ、模擬機器での電波無響室評価も必要であることを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-01-22

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