W-CDMA/TDDにおける下り回線高速パケット伝送の検討
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概要
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下り回線の高速パケット伝送を可能とする無線アクセス方式としてHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が検討されている。HSDPAでは、変調方式と符号化率を無線特性に応じて適応的に変更するAMC(Adaptive Modulation and Coding)が採用され、高効率な多値変調が用いられる。筆者等はHSDPAをIMT-2000の一方式であるTDD方式を用いて実現することを検討している。本稿では、16QAMなど多値変調使用時のマルチパスフェージングの影響を軽減するための技術として、Joint Detectionの特性を明らかにしている。また、1タイムスロットのデータを分割して復調する方法を提案し、提案方法を用いることにより高速フェージング時の特性が改善されることが示されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-02-27
著者
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加藤 修
松下通信工業(株) ワイヤレスソリューション研究所
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平松 勝彦
松下通信工業(株)ワイヤレスソリューション研究所
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平松 勝彦
松下通信工業(株) ワイヤレスソリューション研究所
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西尾 昭彦
松下通信工業(株)ワイヤレスソリューション研究所
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西尾 昭彦
松下通信工業(株) ワイヤレスソリューション研究所
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西尾 昭彦
パナソニック(株)東京r&dセンター
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