カスタマイズアドレス空間マイコンのアーキテクチャ

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概要

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応用プログラムの大きさにきめ細かく対応したアドレス空間を実現できるマイコンアーキテクチャを開発した。このアーキテクチャは、従来はデータ(整数型)のビット幅で決定していたレジスタや演算器などのCPU資源のビット幅を、アドレスのビット幅で決定するという考え方に基づいている。これによりアドレス空間のカスタマイズが可能となり、マイコンのチップサイズや消費電力を最適化することができる。このアーキテクチャを16ビットマイコンに適用したモデルを構築した結果、プログラムの大きさが64KBを超える応用では、従来のアーキテクチャを適用したものに比べてコストパフォーマンスが最大で1.4倍近く、コード効率が1.5から2倍程度向上した。
1993-11-16

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