屈曲振動子アレイの放射特性(<特集>水中音響)

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概要

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屈曲振動子を用いた5×5の平板アレイの自己及び相互放射インピーダンス特性と相互放射パワー特性を計算し求めた。また、屈曲振動子を横一列に5個配列した場合の指向特性についても計算して求めてみた。これらの計算には、Rayleighの4重積分ではなく、計算時間が短縮される遠距離音場法を用いた。これらの結果から、屈曲振動子を用いたアレイは、通常のランジュバン型送受波器の特性と極端に遠わず、従来のソーナーの設計手法がそのまま当てはまることがわかった。また、放射パワーの周波数特性から、ピストン振幅と屈曲振幅の比率を制御することによって同一のパワーを保ちながら周波数を変調できる可能性があることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-08-13

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