ネットワークと家庭内タグコンピュータ相互通信の一検討(セッション4)

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概要

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本稿では、爬虫類型コンピュータの一例としてのタグコンピュータを示し、有効性とシステム化の条件を議論している。爬虫類型コンピュータとは外部から電磁照射でエネルギーを得て動作する小規模なコンピュータと定義している。スイッチを入れると直ちに動き出すコンピュータは哺乳類型である。タグコンピュータは洋服などに付加され、無線通信を行う。通常はネットワークにつながり、データベースと連携をとって豊富な情報を提供する。タグコンピュータ自身も付加された洋服の存在、位置、所有者、洋服に関する情報、利用の履歴などを保持し、無線を通して知らせる。プライバシーに関する情報を保持しており、他からの不正利用を防ぐ必要がある。セキュリティの観点ではタグコンピュータ自身は暗号化された情報のみを扱い、鍵に関する情報をタグコンピュータ自身は一切扱わないようにする必要がある。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-02-27

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