公衆網におけるインターネット通信のコネクション化変換機構の一検討

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概要

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インターネット通信を高位レイヤサービスに位置付け、インターネット互換通信をユニバーサルサービスとすることを目標とした公衆網のあり方について議論している。今後各家庭において家電を含む多数の端末が、インターネットに収容されるようになる。インターネットにおいては端末数の増加に耐えるためIPv6への転換が必要である。しかし、効率が悪く新たな大規模投資を必要とするIPv6は歓迎されるものではない。以上の状況において、公衆網ではインターネット通信をコネクション化して軽量化し、その効果を利用しIPv6を採用して行くのが有効と考える。この場合、インターネットと相互通信を行なうには通常のインターネット網と公衆網の間で変換が必要である。本稿では変換に伴う問題も検討している。この結果、IPv6の高機能性を利用するのが有効な方法であることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-05-17

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