公衆網におけるインターネット互換通信方式の一検討
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概要
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本稿では公衆網を用いたインターネット通信のユニバーサルサービス化を検討している。ディジタル放送と公衆網の連携を家庭への基本的ディジタルパイプと捉える。インターネットのユニバーサルサービス化に向けて公衆網内交換機にインターネットルータ機能を設け、交換機能と連動させる。公衆網とインターネットの間にゲートウェーノードを設け、公衆網内でIP転送に代えてコネクション化転送を行う。家電を含む多数の端末の通信を支えるにはアドレスの拡張が必要になり、IPv6を適用する。IPv6の転送の効率の向上を図るため、コネクションの最初にヘッダを信号として送り、コネクションに基づきながらインターネット通信の透明性を確保する。最後に今後の通信網として革新技術創出に向けた次世代インターネット、自由を享受しうる現インターネットの拡充、また社会のインフラを支える公衆網の発展すなわち公衆網によるインターネットのユニバーサルサービス化が必要であることを述べている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-08
著者
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山田 喬彦
立命館大学理工学部情報学科
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三浦 宏志
立命館大学理工学部情報学科
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高木 健誠
立命館大学 理工学部
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安藤 永淳
立命館大学理工学部情報学科
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アリファディ ユリ
立命館大学理工学部情報学科
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山田 喬彦
立命館大学 理工学部
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山田 喬彦
立命館大学
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