英虞湾から分離された海洋細菌 AA8-2 株の Heterocapsa circularisquama に対する殺藻性に関する検討
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概要
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有害赤潮渦鞭毛藻Heterocapsa circularisquamaに対して殺藻性を持つ海洋細菌Cytophaga sp. AA8-2株の殺藻性は, 藻体側の増殖段階, 培養温度, 環境中の有機栄養源の有無ならびに混在する細菌の作用によって影響を受けた。Cytophaga sp. AA8-2株の接種を受けたH. circularisquama細胞の一部はテンポラリーシストとして生残したが, その際, 透過型電子顕微鏡観察により明瞭な細胞表層の肥厚現象が確認され, これがテンポラリーシストの耐久性と関与している可能性が示唆された。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2000-07-15
著者
-
今井 一郎
京都大学大学院農学研究科
-
長崎 慶三
水産庁南西海区水産研究所赤潮環境部赤潮生物研究室
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長崎 慶三
水産庁瀬戸内海区水産研究所赤潮環境部赤潮生物研究室
-
山口 峰生
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
山口 峰生
瀬戸内水研
-
山口 峰生
水産庁瀬戸内海区水産研究所
-
今井 一郎
京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻海洋環境微生物学分野
-
長崎 慶三
水産庁瀬戸内海区水産研究所
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