術後7年以上長期生存している肺の燕麦細胞癌の一例
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概要
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左下葉切除後7年以上生存している肺の燕麦細胞癌の一例を報告する.症例は血痕を初発症状とした32才の女性で,細胞診の結果,未分化癌と診断され,左下葉切除が施行された.病理組織学的には,左B9原発の燕麦細胞癌であった.術後C0604800radの照射をうけ,7年以上たった現在まで再発の徴候なく健在である.この症例の長期生存理由及び,肺小細胞癌の外科療法について,若干の考察を加えた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1979-06-20
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