13.放射線腕線維症の予防としてのデ率ス釦ラン硫酸エステル(MDSとステ回イド吸入の使用経験 : 第32回支部活動 : 九州支部
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概要
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肺癌などの放射線治療に際し、必発する放射線肺障害(放射線肺炎,肺線維症,肺の萎縮)の予防としてMDSおよびステロイド吸入を試み、ともにその軽症化に有効であると思われる.5000rad.以上照射した対照群21例,MDS使用群14例,ステロイド使用群12例で,照射開始よりの月数で,肺障害の発生およびその程度を検討した.両群ともその発生の時期が遅れ,程度も軽い.比較的強い肺障害の頻度はMDS群に最も少ない.ステロイド吸入は縦隔腫瘍など肺外疾患の場合に有効であると考えられる.
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
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