肺癌における気管支動脈造影像の検討特に腫瘍濃染像と組織型について
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概要
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肺癌における気管支動脈造影に,拡大撮影及びsubtractionを併用し,造影像と組織型の関連につき検討した.その結果,遅い動脈相でみられる小点状影の数や気管支-肺血管吻合は,組織型により異った態度を示した.特に,腫瘍濃染像は組織型により,異った特徴あるpatternを示した.これは,個々の腫瘍における微細な血管構築が集約されたものと考えられ,patternの分析は,肺癌の治療効果や予後の判定に有意義である.
- 日本肺癌学会の論文
- 1979-03-31
著者
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足立 秀治
神戸大学医学部放射線医学教室
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河野 通雄
神戸大学医学部放射線医学教室
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佐古 正雄
神戸大学医学部附属病院 中放部
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佐古 正雄
神戸大学医学部放射線医学教室
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横川 修作
千船病院放射線科
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坂本 一夫
神戸大学医学部放射線医学教室
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横川 修作
神戸大学医学部放射線医学教室
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坂本 一夫
兵庫県立姫路循環器病センター放射線科
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河野 通雄
神戸大学医学部
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佐古 正雄
神戸大学医学部医療情報部
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