反射係数による子音声道伝達関数の計算法
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概要
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本論文では、一般に周波数特性を持つ反射係数と伝搬定数が声道パラメータとして与えられたときの声道伝達関数の計算法を、幾つかの子音調音に対応して示す。これにより、各種インピーダンス付加、分岐管接続、音源位置等が声道伝達特性、極零特性に及ぼす影響を計算することができる。また、声道パラメータ推定の立場から一般的声道伝達関数に若干の音響的条件を仮定し、反射係数、損失係数、音源位置をパラメータとする拘束付きARMAモデルを提案する。これによる子音声道形推定への応用についても簡単に述べる。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1989-12-25
著者
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