音響信号の両耳間相関関数に基づく音像定位の予測モデル
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概要
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2チャンネルスピーカ再生における音像の定位方向を両耳における音響信号の相互相関関数から定量的に予測する新しいモデルを提案した。従来のモデルではスピーカ入力における音響信号に時間差がなくレベル差のみがある場合の音像の定位方向しか予測できなかったが、ここで提案したモデルでは音響信号に時間差がある場合にも音像の定位方向の予測が可能である。更に、このモデルはスピーカが左右非対称な位置に配置されている場合にも適用できることを示した。これらのことを心理実験を行って確認し、モデルの有効性を明らかにした
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1988-10-01
著者
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