非線形観測を伴うメモリ型任意音・振動システムの実用的確率評価法と室内音響への一適用
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概要
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A noise or vibration system must be usually considered as a non-linear system with a finite memory, if taking a total system including sound (vibration) source, propagation mechanism and observation mechanism into consideration. In this paper, a new practical method of statistically evaluating an output probability distribution of the above system is derived consistently in one-variate form by using positively the well-known Wiener's idea on a generalized analysis of a non-linear system. That is, first, the objective system is approximately separated into two functional parts, i. e. , a zero-memory type non-linear part and a finite memory type linear part. Then, the output probability distribution can be evaluated in an approximate but generalized form, based on their typical functions. The effectiveness of the proposed method is experimentally confirmed by applying it to an actual room acoustics.
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1985-12-01
著者
-
太田 光雄
広島大学工学部
-
太田 光雄
Faculty Of Eng. Kinki Univ.
-
太田 光雄
広島大学名誉教授
-
中村 一正
広島商船高等専門学校
-
住本 哲宏
工業技術院中国工業技術試験所
-
住本 哲宏
通産省工業技術院中国工業技術試験所
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