歯科領域における悪性腫瘍患者の血清糖蛋白質について
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概要
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Establishment of criteria for patho-histotypes, primary lesion types, therapeutic efficacy and prognosis was conducted, using the results of quantitations of serum glycoproteins (α_1-AG, α_2-HSG, α_1-AT, α_1-AG/α_2-HSG, CP and HP) obtained from patients with oral malignant tumor. For this purpose, using the sera that has carried out various examinations at the Clinical Inspection Room of the Attached Hospital of Kyushu Dental College during the 4 years from 1975 to 1978, α_1-AG, α_2-HSG and α_1-AT in these sera were quantitated on the basis of the precipitation rings produced by antigen-antibody reactions, while CP and HP were semi-quantitated by taking pictures of the precipitation lines produced by antigen-antibody reactions after immunoelectrophoresis. Comparison of the results of these determinations produced the conclusion below. 1. In 96 Patho-histotypes, malignant melanoma displayed remarkably lower values of α_2-HSG than other oral malignant tumors. 2. In 72 primary lesion types, differences in the values of α_2-HSG were observed between lip cancer and other malignant tumors. 3. In the evaluation of therapeutic efficacy by patho-histological examinations before treatment and 30 days after the start of treatment, remarkable differences in the values of α_1-AG and α_1-AG/α_2-HSG (also in the values of α_1-AT, α_2-HSG and HP supplementarily) were observed between 15 therapeutically effective cases and 36 therapeutically ineffective cases, demonstrating the effect of treatment. 4. Remarkable differences in the values of α_1-AG, α_1-AT and α_1-AG/α_2-HSG (also in the values of α_2-HSG, CP and HP supplementarily) were observed between 20 prognostically satisfactory cases and 23 prognostically unsatisfactory cases. 5. These results have led the authors to conclude that additional studies of the changes in these serum glycoproteins will be very useful means of investigating therapeutic efficacy for oral malignant tumors and their prognosis.
- 九州歯科学会の論文
- 1980-05-25
著者
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