市販ろう付用フラックスの化学成分
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概要
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私達は, 原子吸光法, 吸光光度法およびX線回折法を用いて, 16種類の市販ろう付用フラックスの化学成分を分析した.また熱天秤で加熱重量減少率を測定した.すべてのフラックスに含まれている主な元素のうちK, B, Fが量的に多く, Naは少ない。Al, SiあるいはClは微量であるが, 3種類のフラックスに検出された.加熱重量減少は多分フラックス成分の脱水あるいはCO_2の発生による.KBF_4, KF, KCl, K_2CO_3, KHCO_3, K_2B_4O_7・4H_2O, KB_5O_8・4H_2O, K_2〔B_2O_3(OH)F_4〕, K_2SiF_6, Na_2B_4O_7・5H_2O, H_3BO_3のような化合物が同定された.アモルファスなフラックスが1種類あった.市販ろう付用フラックスの化学成分はごく限られた元素から構成され, 一部の成分化合物はフラックスの成分として一般によく知られているものであることが分かった.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1991-01-25
著者
-
太田 守
北大・歯・理工
-
大川 昭治
北海道大学大学院歯学研究科口腔健康科学講座物性歯科理工学分野
-
近藤 清一郎
北海道大学歯学部歯科理工学講座
-
太田 守
北海道大学歯学部歯科理工学講座
-
大川 昭治
北海道大学 歯 歯科理工
-
菅原 敏
北海道大学歯学部歯科理工学講座
-
塙 隆夫
北海道大学歯学部歯科理工学講座
-
近藤 清一郎
北海道大学歯学部
-
塙 隆夫
北海道大学歯学部
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