A-10 コンポジットレジンのAE特性に及ぼす環境水分の影響
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概要
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今日、コンポジットレジンを強度部材、構造部材として有効に活用する気運にある。その強度はマトリックス相、分散相および両相の界面の微視破壊挙動に強く依存する。材料の微視破壊現象を検出、追跡する手法としてアコーステック・エミッション(AE)法が知られている。今回は、コンポジットレジンの圧縮試験時のAE特性を計測し、37℃水中および室温空気中における変形、破壊挙動を調べた。37℃水中で圧縮試験をした場合、室温空気中のそれに比べて、多くのコンポジットレジンでは圧縮強さは低下し、AE計数総数は減少した。24時間および30日間水中に保管後の圧縮強さはほとんど変らないが、AE特性には差異が認められた。
- 1985-10-05
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