構文変更可能なオブジェクト指向プログラミング言語の設計
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概要
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複数の異なる言語によるソフトウエア共同開発を実現する一手段として,自己反映計算機能を用いて,意味の変更に加え構文の変更が可能なオブジェクト指向プログラミング言語y-0を設計した その処理系を試作することで,y-0が構文拡張可能な言語であることを確認した.従来の個別構成法では,メタオブジェクトが単一のオブジェクトの構造と振舞いしか定義できないので,言語全体で共有する構文を変更することは不可能であった.y-0では,群構成法により自己反映計算機能を実現し,構文の変更を可能にした.言語の自己表現はメタレベルインタプリタとべースレベルインタプリタから構成され,メタレベルインタプリタに新書文パターンとその意味の組を与えることで,言語機能を拡張する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-01-18
著者
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