オブジェクト指向方法論OMTにおける静的モデルと動的モデルの一貫性についての一考察
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概要
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近年,ドメイン分析モデルとしてオブジェクト指向方法論OMTが注目されている. OMTではオブジェクトモデル,動的モデル,機能モデルを用いてモデリングを行うが,これらのモデル間の関係が明確でないため,記述されたモデルの一貫性が必ずしも保証されない.また,モデルの曖昧性も一貫性の検証を困難にしている. 本稿ではOMTの3つのモデルのうち,オブジェクトモデルと動的モデルとの一貫性について考察を行う.モデルの曖昧性を,オブジェクト間のインタラクションをインスタンスレベルで多様に記述できるように動的モデルを拡張することで解消する.また,両モデルで満たされるべき制約に着目して一貫性の検証を行う手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-01-18
著者
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吉高 淳夫
広島大学大学院工学研究科
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平川 正人
広島大学大学院工学研究科
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市川 忠男
広島大学工学部第二類(電気系)
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平川 正人
島根大学総合理工学部
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山井 和博
広島大学大学院工学研究科
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市川 忠男
広島大学大学院工学研究科
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