映画の文法に基づく要約映像の生成(セッション2 : 映像・コンテンツの生成)
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概要
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映画の撮影や編集の際に制作者によって、特定の意味や意図を強調する目的で使用される映画の文法に基づき、映画の内容と文脈が理解しやすい要約映像を生成する手法を提案する。そのためには、内容が伝わるように編集上強調された区間に加え、それに従属する区間を抽出する必要がある。まず編集上強調された区間として、アクション区間、緊迫した区間、落ち着いた区間を抽出し、重要度の高い順に要約映像の候補とする。次に性質の異なる区間が連続している場合、それらの区間で従属関係が成り立つため、前後の区間においてその度合いを求め、強い従属関係のある区間を要約映像として採用する。したがって、強調された区間だけでなくそれに至る経緯も要約映像に含めることができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-01-15
著者
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