アソシエーションスキームを用いたゼロ知識対話証明プロトコルの提案
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概要
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本報告ではアソシエーションスキームを用いたゼロ知織対話証明 (以下ZKIP) を提案する。ZKIPは相手認証やディジタル署名などといった情報セキュリティの技術へと形を変えることができる。今回提案するZKIPは認証方式としてはまだ実用的ではないが、秘密分散方式にも対応できる点で優れている。現在、RSA等多くの認証方式の安全性を保証しているのは、十分大きな数の因数分解は難しいという事実である。近い将来、効率のよい因数分解のアルゴリズムが発見された時点で、これらの認証方式の安全性が失われることも想定される。本研究はRSA等とは全く別の観点から新しい認証方式を導入することで、これらの事故が起きた場合の一つの代替方式として提案する意味合いも持つ。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-11-06
著者
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