操作仕様記述におけるシステム状態への制約に関する考察
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概要
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ソフトウェア開発における仕様記述において, 対象システムが保持しなければならないシステム状態不変条件を理解することは重要である. システム状態不変条件は, 操作の仕様記述の制約として, 暗黙に記述されていることがある. 本稿では, 形式的仕様記述言語Zによる仕様記述において, 操作の仕様記述からシステム状態不変条件を抽出する方法を具体例を用いて示し, その変換手法について考察する. システム状態不変条件を明示することにより, 対象システムに対する理解が深まると共に, システム状態の仕様記述と操作の仕様記述の間の一貫性を形式的に検証することを可能にする.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-02-18
著者
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