箏唄の装飾音の音響分析に関する一検討
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概要
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箏曲、地唄の装飾音である「あたり」、「ふり」、「すり上げ」、「すり下げ」等の音響的性質である基本周波数、強度等について分析を行う。「すり上げ」「すり下げ」では上げる又はさげる音の高さが指定されており、声の高さがなめらかに変化し、強度はあまり変化しない。これに対し、「あたり」、「ふり」では、喉の技巧とされており、音の高さが指定されていない。この場合は強度が低下し、声の高さが不連続に変化している。「あたり」、「ふり」と「すり上げ」、「すり下げ」では喉頭の調節が異なると考えられ、生理学的は実験が必要である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-20
著者
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