基準ピッチ変更に伴うピアノ音の変化
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概要
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楽器の基準ピッチを上げることで音色が「明るくなる」、「張りが出る」などと言われている。1台のピアノについて、基準ピッチをA_4=436,442,445Hzにしたときの物理的変化を調べ、聴取実験を行った。単弦では、基準ピッチが高くなるほどエネルギーの減衰が速くなり、インハーモニシティは小さくなる傾向があった。しかし、聴取実験では上記の物理変化が聴感上に影響を与える点については肯定的な結果が得られなかった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-20
著者
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