オブジェクト指向分析における共同作業支援の検討
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概要
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近年オブジェクト指向分析/設計手法が数多く提唱されているが,実システムにおいて通用するにはまだまだ多くの問題点が存在する.特に,共同開発という着眼点からはどの方法論においても論じられていない.本稿では,オブジェクト指向分析をGUIアプリケーションの共同開発において適用した結果,特に作成枚数が大量になり,共同作業上ネックとなった仕様書である事象トレース図にターゲットを当て,具体的な問題点と,これを解決するために考案した「シナリオ分割図」について紹介し,評価を行う.この「シナリオ分割図」は事象トレース図の部品化の枠組みを与えるものであり.これを利用することで事象トレース図の記述量を減らし,システムの振る舞いの大局的な把握を可能にする.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-22
著者
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