MVCモデルを利用した分業型オブジェクト指向開発
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概要
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オブジェクト指向開発を実システムに適用するためには、適切なオブジェクトの選択と大規模システムに対応するための分業化指針が重要な要件となる。この2点の要件に対応する手段として、問題分野に特化したパターンの利用と、OMT法を分業開発用にカスタマイズしたOMT-CD法を提案する。本稿では、特にGUIアプリケーションにおいて最適とされるMVCモデルを実システムに適用した具体的手順と、MVCモデルを利用したサプシステム分割による分業開発法OMT-CD法の運用手順を述べ、評価を行なう。MVCモデルを利用したクラス構造は頑強なものであり、またOMT-CD法により設計/実装における作業効率の向上が確認できた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-22
著者
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