医用画像診断装置の印刷操作へのオブジェクト指向分析の適用
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概要
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ある利用目的が類似する製品類において、その実現法が異なるものは別々の開発者の手によって作られることが多い。このためソフトウェア開発においては次のような間題が生じている。・同じ機能をそれぞれ別々に2重に開発している。・製品の考え方が異なるため、使う言葉や操作が異なる。これにより製品を作る側にとっては開発効率が悪く、使う側にとっては装置の操作などの標準化がなされない。上記の間題を解決するためには、共通のモデルを作り、それをべースにして個々の製品を作ることが必要である。そのためにはまず既存の製品の分析が不可欠であり各製品の本質的な共通点、相違点を把握する必要がある。著者らはこの分析にオプジェクト指向分析が有劾だと考えた。オブジェクト指向分析は対象の概念を実装や設計を考慮せずにモデルに投影でき、本質的な部分を抽象化できるという期待があるからである。本報告ではこの目的におけるオプジェクト指向分析の有効性の評価について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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