日野市役所における情報化推進の現状と課題
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概要
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地方自治体行政の基本である住民情報システムの構築を中心に,日野市役所における情報化の現状を展望する.日野市役所の情報化は,昭和43年に市都民税及び固定資産税業務を皮切りに,計算業務を中心に拡大してきた.しかし,市民要望に迅速且つ適切な対応と市民サービスの向上を推進するためには,従来の情報システムでは限界に達していた.そこで,市民の基本的情報である住民基本台帳業務の電算化を進め,各部署の個別業務と住民基本台帳情報を総合的,有機的に連携した住民情報システムを構築してきた.そのことにより,多くの効果をあげることができたが,システム開発及び運用管理体制,職員研修体制,人事管理制度等各方面にわたる問題も抱えている.これらの現状を踏まえ,今後の情報化推進の在り方を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-15
著者
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