カメラ・ロボットによる視線と指さしの代行
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概要
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グループウェアとしての実画像通信システムは、「見たいものを見て、見せたいものを見せる」という要求を、利用者に対してできるだけ少ない負荷で支援できなければならない。このためにはカメラは固定して設置されるのではなく、自由に撮影位置を変更できる必要がある。筆者らはこの要求を実現するために、GestureCamと名付けられた遠隔操作型のカメラ・ロボットを製作し、これを操作者の代理人として利用することを提案した。このようなシステムが有効に利用されるためには、ユーザが積極的かつ無意識に利用してしまうように設計されなければならない。本論文ではそのようなシステムの設計課題に関して検討する。
- 1995-07-20
著者
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