変更容易なソフトウエア構成のためのアーキテクチャの選択法
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概要
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適切なアーキテクチャを選択することが、作成及び変更の容易なソフトウエア構成において重要である。しかしながら、与えられた問題に対して、取り得る可能なアーキテクチャの中から最適なものを選択する方法論は、未だ確立していないのが現状である。本論文では、与えられた問題のそれぞれのアーキテクチャでの構成について、複雑さを公平に評価することで、適切と思われるアーキテクチャを選択する方法論を提案する。この方法論は、まず問題からアーキテクチャとは独立な名詞・動詞グラフを作り、次にこのグラフからそれぞれのアーキテクチャ用のグラフを構成し、簡易的な定量的尺度で比較する。これにより、異なるアーキテクチャでも、その構成を共通の要素からなるグラフで描くことが出来、アーキテクチャの選択を公平に行うことができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-03-18
著者
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