Webアプリケーションの静的意味検査法
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概要
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Webアプリケーションは, 通常のスタンドアローン方式プログラムや一般のサーバ・クライアント方式プログラムと異なり, 一貫性の保証や安全性の保証がきわめて困難である.本発表では, Webアプリケーションの可能な動作列集合を算出することにより, Webアプリケーションプログラム中の値の定義と値の使用の順序関係などの静的意味検査を行う方法を提案する.我々の方法の手順は次のとおりである.まずWebアプリケーションをWebページテンプレート, アプリケーションプログラム, データベース, 保存領域を節点とし, ハイパーリンク線とデータフロー線を有向枝として持つ有向グラフで表現する.Webアプリケーション中の1つのWebページの意味は, そのページから可能な動作列集合と考える.そしてこの可能な動作列集合を用いて, 値の定義と使用の順序関係や隠しフィールドの値の継続関係などの静的意味検査を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-08-15
著者
-
徳田 雄洋
東京工業大学理学部情報科学科
-
大木 憲二
東京工業大学大学院情報理工学研究科
-
鈴木 徹也
東京工業大学大学院情報理工学研究科
-
徳田 雄洋
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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徳田 雄洋
東京工業大学
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