オブジェクト指向をベースとした部品の再利用技術について
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概要
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システムの構築においては,トップダウン的に分析・設計を行いながら一方では構成部品の再利用をボトムアップ的に考えて作業を行っている.前者が「オブジェクト指向設計」であり,後者が「部品化設計」である.この2つの間には大きなギャップがある.このギャップを埋めているのが方式設計者である.この方式設計者の作業を支援し方式設計者と同じ働きをする部品の仕掛けを筆者らは"超部品化技術"と呼んでいる.筆者らは,"超部品化"を行うために,「仮想人間世界」を実現するOCA[15]をモデルとして導入し,原子部品や複雑な複合部品を考え,これらを超部品化するための研究に取り組んできた.本稿では,この"超部品化"の仕組みと周辺技術について紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-07-21
著者
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市川 なおみ
(株)富士通研究所情報処理研究部門
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泉 寛幸
(株)富士通研究所
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泉 寛幸
富士通研究所マルチメディアシステム研究所
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龍 忠光
(株)富士通研究所情報処理研究部門
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村川 雅彦
(株)富士通研究所情報処理研究部門
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豊田 雅信
(株)富士通研究所情報処理研究部門
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足立 武史
(株)富士通研究所情報処理研究部門
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戸島 哲夫
富士通ネットワークエンジニアリング(株)開発部
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戸島 哲夫
富士通研究所マルチメディアシステム研究所
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龍 忠光
富士通研究所マルチメディアシステム研究所
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龍 忠光
(株)富士通研究所マルチメディアシステム研究所
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