COMMONLOOPSのUtiLisp上の実現
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概要
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CDMMONLOOPSは,Common Lisp上のオブジェクト指向プログラミングシステムとしてD.G.Bobrowらにより提案されたものである.このたびCOMMONLOOPSの基本部分をUtiLisp上に実現したので報告する.本稿では本システムをいUtiLoopsと呼称する.我々は知識表現システムの研究をしており,UtiLoopsはその研究用ツールとして作成した.COMMONLOOPSを選んだ理由は,コンパクトなのでインプリメントの効率がよく,拡張性に富んでおり,オブジェクト指向とLISPの考え方が融合しシステム全体の思想が洗練されているので簡潔なプログラムを期待できるからである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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吉田 裕之
沖電気工業(株)
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泉 寛幸
富士通研究所マルチメディアシステム研究所
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松木 美保子
株式会社 富士通研究所
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泉 寛幸
株式会社 富士通研究所
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吉田 裕之
株式会社 富士通研究所
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加藤 英樹
株式会社 富士通研究所
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