ネットワークを利用した家電機器遠隔操作機構の構築

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概要

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家庭やオフィスに導入された家電機器を利用する際、家電機器のユーザインタフェースが統一してない点と遠隔地からの操作ができない点が問題である。本稿では、計算機ネットワークを利用してこの問題点を解決するシステムを考案しC-Ponシステム[1]と名付けた。C-Ponシステムは、「部屋」という概念を用いて遠隔地での家電機器操作を行なう。各部屋に利用者層、連絡層、管理層と呼ばれる3つの層を用意してユーザインタフェースの統一と遠隔操作を実現する。また、C-Ponシステムの一部を実装し、その評価を行なった。本稿では、C-Ponシステムの概要について述べる。最後にC-Ponシステムの今後について考察する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-10-17

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